こんな記事を読みました。
詳細はリンク先の記事をお読みいただければと思うのですが・・・。
朝がダメな千鳥整体師は「いいぞいいぞ」と心のなかで大喝采です(笑)(ええ自己弁護ですそうですスミマセン)
しかし、今の日本ってまだまだ「定時に仕事を終えて帰る」人に対して許容できない会社があると思うんですよね。
「定時に帰る=怠け者=仕事少ない=もっと仕事増やせ」みたいな。
そのなかで単純に朝型シフトをしても、働く人の負担が増えるばかりなんじゃないかなあと思います。
朝型・夜型の秘密
さて、この手の「朝型・夜型」話を聞いて思い出すのがロバート・C・フルフォード先生のお話。
フルフォード先生というのは、伝説的なオステオパシー(代替医療)の先生。
フルフォード先生の著書「いのちの輝き」はとっても有名です。
さて、この「いのちの輝き」のなかで、そのものズバリ「朝型の人と夜型の人」という項があります(p154)。そのなかでフルフォード先生は興味深いことを仰られています。
ほとんどの人は朝型か夜型のどちらかで、わたしの推察では、それは生まれたときの時間帯によるものだと思われる。
なんと、生まれた時間で「朝型/夜型」が決められるということなんです。ごく僅かですが、それを裏付ける研究も存在するんだとか。
ではどうしたら場合夜型の人が朝型に切り替えるのは・・・。残念ながら「おそらくは無理な相談」と仰っております。生まれつきで決定され、途中で朝→夜、夜→朝という変更は、本質的に不可能そうです(泣)
ただ、その解決策として「雇用主側が朝型・夜型人間の両方に活躍の場を与える」柔軟な勤務方法が提示されています。
ある靴メーカーが24時間操業のなかで、朝型人間は早朝勤務に、夜型人間は深夜勤務に配置換えしたところ安定した生産をおこなうことができたそうです。
フルフォード先生の論が正しいければ、「朝型が一番!全員朝型に変更!」と一律のルールに押しこむより「それぞれの長所を活かし、柔軟な勤務体制にしよう」としたほうが優しいし、結果的には効率的ですよね。
ということで安倍首相、もしかしたらご自身は朝型人間で朝がつらくないかもしれませんが、夜型人間にとってはつらいんです。
国家公務員の方も何割かは夜型人間かと思いますので、その方々の健やかな生活のためにも「みんなで朝型勤務」より「フレックスでいつ何時でも有事に対処できる勤務体系」のほうが良いのではと思いますよ。