肩こり腰痛は「550円」で自分で治せる?!ターザンのトリガーポイント特集

「Tarzan(ターザン)」という雑誌の最新号「肩こり 腰痛 新説トリガーポイントが効く!」(2015年3月12日号)を読みました。トリガーポイント療法について特集されています。

トリガーポイントってなに?

トリガー(引き金)というように痛みを引き起こすポイントで、「痛みの原因」です。

ツボ(経穴)とは異なるものですが「押すと痛くなる(事がある)ポイント」という意味では似ています。

トリガーポイントは筋肉の端っこにできやすく、普段活動していない時でも押すと痛みます。これが何かのきっかけで活動すると、遠く離れたところにも痛みを引き起こします。

遠く離れたところの痛み、それが「肩こり」や「腰痛」です。

なぜ遠く離れたところ(肩や腰)に痛みが生じるのか?一つは「筋肉の痛みを脳が正確に認知できないから」と考えられています。

筋肉にある、痛みを感じる”痛みセンサー”は、皮膚上よりも少なく、鈍感にできています(そうしないと痛みに敏感になりすぎてしまい、動くことが出来なくなりますからね)。

その少ない痛みセンサーの情報は、脳内でうまく認知されず、「普段痛くなりやすいアソコ(=肩や腰)が痛いんだろう」と判定してしまいます。

また、ボディスーツのように人間を覆う膜「筋膜」の存在や、交感神経の興奮なども関与しています。

さらに常に痛みがある「慢性痛」状態になると、痛みの原因が消えても(=トリガーポイントがくなっても)、脳と脊髄で勝手に痛みを感じる回路が出来上がってしまい、いつまでたっても痛いと思い込んでしまうようになります。

じゃあどうすればいいの?

かなり専門的なところまで噛み砕いて解説しているこの特集。もちろん「解決方法」も乗っています。

実は「トリガーポイントを刺激(揉む、押す、なでる、ストレッチする)」すると痛みがなくなります。なので、トリガーポイントを探しだして揉んだり押したりストレッチすればいいんです。

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トリガーポイントの見つけ方ですが、まず体を色々な方向に動かしてみて、その時に出てくる痛みの場所によって「怪しい筋肉」を絞り込みます。
(上の画像は肩こりの場合)

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筋肉を絞り込んだら、その筋肉にあるトリガーポイントを手で触って探し出します。探したら、そのポイントを手でほぐしたり、ゆるめたりします。また、ストレッチで緩める方法も載っています。
(上の画像は胸鎖乳突筋と斜角筋の方法)

トリガーポイントの緩め方ですが、強い力で急激に揉むと逆に「もみ返し」になります。特に男性は元々力が強いので、ご自身では力を出していなくても、筋肉は負担になっている場合があります。

個人的には、揉むよりは、トリガーポイントを「痛気持ちい」か「あまり痛くない」くらいの力で1-3分ほど、ジワ~~~っと押してあげるほうが良いと思います。

「優しく押しても痛い」場合は、皮膚表面を優しくさすってください。さするだけでも、血流が改善して回復が早くなったり、脳から鎮痛物質がでて痛みが緩和する場合があります。

めまい、立ちくらみ、動悸、頭痛、耳鳴り、足のだるさ・むくみにも?

さて、雑誌には「肩こり 腰痛」とありますが、実は頭痛やめまいといった症状にも効果がある可能性があります。
このトリガーポイントというのは、おおまかにいうと「筋肉の異常」をはかるバロメーター。そして、筋肉は骨にくっついていますし、筋肉の間を血管やリンパ管や神経がはしっています。

つまり、筋肉に何らかの異常(収縮しすぎで固くなっている)があれば、骨や血管(血流)やリンパや神経を引っ張ったり絞めつけて、痛み以外の症状をひきおこしている可能性があるのです。

それなので頭痛、目まい(立ちくらみ)、坐骨神経痛などなどにお困りの方も試してみてください。「こんな所に痛いポイントがあった!」なんて発見があるかもしれません。

それでも改善しない方は

残念ながら、この雑誌を買って試しても、症状がまったく改善されない場合もあります。

トリガーポイントをうまく見つけられていないのかもしれないですし、別の要因(自律神経や慢性痛など)なのかもしれません。

そういう場合は、トリガーポイント療法の理解がある整体・接骨院などで見てもらったほうがよいかもしれません。

当院でも、トリガーポイント療法は行っています。また、自律神経をはじめとした全身調整法もあるので、その方に一番適した方法で施術を行います。

まずはこの雑誌(たった550円!)で改善されることを祈りつつ、ダメだった場合はプロの整体師にご相談くださいm(__)m