ストレッチではケガ予防も筋力UPも効果なし(ためしてガッテン)

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ためしてガッテン2月18日放送「肩コリも転倒も防ぐ!新常識“伸ばさない”ストレッチ!」を見ました。

ストレッチはケガ予防に効果なし

運動前にふくらはぎをグーッと伸ばしたり、足の裏をジワ~っとのばしたりしているあの動作、「ストレッチ」。学校やスポーツクラブ等でよく見る光景だと思います。

しかし、そのストレッチは「ケガの予防にならない」ことが解明されたと放映されていました。

そもそも「ストレッチが良い」という認識は、1975年にボブ・アンダーソンという人が書いた「ストレッチング」という本がきっかけで世界中に広がりました。しかし1998年、オーストラリア陸軍でストレッチをしたグループとしていないグループを比べたところ、ケガをする確率について大きな差がないことが判明しました。

それがきっかけにストレッチ見直しの動きが広がり、現在ではプロスポーツ界などでは「運動前のストレッチはケガを予防しない。むしろ筋力が落ちる」というのが常識になりつつあります。

しかしまだまだ一般の方にはこの「常識」が浸透していないのが現状なのです。

スポーツ前は「動的ストレッチ」で

実際に番組のなかで、普通のストレッチを行った人の筋力を測定した所、柔軟性はあがりますが筋力が落ちていました。筋力が落ちると体を支えたり動かしたりする能力も落ちてしまいケガにつながるのでよくありません。

それではどうすれば良いかというと「動的ストレッチ」を行えばいいのです。

動的ストレッチとは、ジーっと筋肉を伸ばすのではなく、体を動かしながら関節などを回す動き(スポーツ前のウォームアップ)のことです。サッカーでいう「ブラジル体操」などがこれにあたります。

日本ストレッチング協会では、動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)を下記のように定義しています。

ダイナミックストレッチング(Dynamic Stretching)とは、対象となる筋群の拮抗筋群を意識的に収縮させ、関節の曲げ伸ばしや回旋などといった関節運動を行うことで筋や腱を引き伸ばしたり、実際のスポーツあるいは運動を模した動作を取り入れることでそれぞれの動きに特異的な柔軟性を向上させたり、利用される筋群間の協調性を高めることなどを目的として行うストレッチ方法の一つである。

・・・うん、難しいですね(笑)

ちなみにこの「動的ストレッチ」は、スポーツをやる人だけではなく年配の方にも関係があります。年をとると足腰が弱くなり転倒しやすくなります。しかし、この動的ストレッチを取り入れると、高齢の方も足腰が強くなり転倒の可能性が低くなります。

ためしてガッテンでは年配の方でもやりやすいように、動的ストレッチを「ふりふりストレッチ」と命名して、独自のやり方を公開しています→こちら

ただ個人的には、このストレッチのやり方は結構「なんでもいい」ような気もします。プロ、セミプロのスポーツ選手ならともかく、趣味範囲内でスポーツや運動を楽しまれている方は、とっつきやすい体操や動きをすればいいのかなと感じます。

★ただし、急に思い切り体を動かすのはNGです。可動域の8割くらいの余裕ある動きからはじめて、徐々に大きく激しく動かして下さい(急に大きく動かすと筋繊維を断裂する可能性があります)。

ラジオ体操とか・・・

ようかい体操とか・・・

ブラジル体操(っぽいダンス)とか・・・

自衛隊体操とか・・・(ハードだけど)

マエケン体操とか・・・

最後に:ストレッチは悪者か?

ここまで書いていくと「なーんだ、今までやってたストレッチってダメな方法なのかあ」と思われがちですがそうではありません。「手足の冷え」「高血圧や動脈硬化の改善」「精神のリラックス」など、特定の病気・症状改善に効果があるんです。ただ「スポーツ前にやるのはダメよ」ということだったんです。

なので、寝る前には「普通のストレッチ」はおすすめです。筋肉の柔軟性がまし、リラックスできるので快眠効果も高くなるでしょう。

運動をする場合、しない場合、リラックスしたい場合。ケースバイケースでストレッチ方法を決めて、ただしく活用してくださいね。

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