痛くなくても怖い:脳梗塞の前兆「TIA」

「駆け込みドクター」というTV番組(2月1日放送)を見ていたら、頭痛特集をしていました。

片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛は「一次性頭痛」と呼ばれます。しかし、中には「二次性頭痛」とよばれ、クモ膜下出血や脳腫瘍のせいで起こる頭痛があります。これらは命に関わる怖い頭痛です。

ところで「TIA」という言葉はご存知でしょうか。「一過性脳虚血発作」と呼ばれる神経障害で、脳梗塞の前兆ともされています。

これが厄介なのは頭痛のような「痛み」として現れないのと、数分から長くて15分くらいしか続かないという点です

しかし、TIA発症者10人のうち1~2人は90日以内に脳梗塞を発症するというデータもある怖い症状です。今回はこの「TIA」について書いてみます。

TIAって何?

TIA(一過性脳虚血発作:Transient Ischemic Attack)とは、簡単にいうと
「大きな脳梗塞にまで至らないけど、脳や網膜の細い血管が一時的につまったために出てくる神経的な症状」のことです。

神経的な症状とは下記になります↓
・しびれ
・脱力
・麻痺や感覚鈍麻
・片目の視力消失(見えなくなる、真っ黒になる「黒内障」)
・めまい
・失語(物がうまく言えない)

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これらの神経症状は数分から1時間、多くは2~15分で消えてしまいます

なぜTIAが怖いのか

TIAは発症時間がとても短い事が多く、日常生活のなかで見過ごされがちです。

片目の視力が消えたり、麻痺がおきたらさすがに危ないと思い気づくかもしれません。
でも「めまい・しびれ・軽度のマヒ・軽い失語」で、数分して治ってしまったら「ちょっと疲れてたのかな」と思って気にしない人も多いと思います

実際、めまいやしびれは別の症状(良性発作性頭位めまい症や胸郭出口症候群など)の可能性も大きいのですが、ちょっとでも「おかしいな?」と思ったら、脳を診てくれる病院(神経内科など)にいって診察を受けたほうが良いでしょう。

特に、血液・血管の状態が良くないと健康診断で指摘されている方は要注意です。

TIAの簡単検査「FAST」テスト

もしも「TIAかな?もしくは脳に異常があるかな?」と思ったら下記の「FAST」と呼ばれるテストをやってみてください。
FACE(顔の麻痺)、ARM(腕の麻痺)、SPEECH(言語障害)、TIME(時間)を確認する検査で、該当する物があれば病院にいきましょう。

顔 : ニッコリ笑う、もしくは「イー」言うと口や顔の片方だけゆがむ

腕 : 手のひらを上に両手を前方にあげる。5つ数える間に、片方の腕が下がってしまう

言葉 : 「今日は天気が良い」など、短い文章がうまく言えない
(”らりるれろ”の発音がうまくできない)

時間:何時に発症し、いまどれくらい時間がたっているかを確認

参考:日本脳卒中協会 福岡県支部 『脳卒中ZERO-ACT-FAST福岡版(第4版)

脳梗塞は、中高年で高血圧、糖尿病、喫煙、大量飲酒をする人がなりやすい病気です。見に覚えがある方は、上記のことを頭の片隅に入れて置かれたほうがいいでしょうm(__)m


痛みはつらいですが、こっそり起きる症状のほうがもっと怖いよ・・・という例ですね(-_-)

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