虫が教えてくれた3つの大切なこと

ミツバチ画像
こんな記事を読みました。

ジャポニカ学習帳から昆虫が消えた 教師ら「不快」→苦渋の決断

文具メーカー「ショウワノート」のジャポニカ学習帳は、来年で発売45周年になるロングヒット商品
(中略)
そんなジャポニカ学習帳の特徴の一つが、表紙を飾る写真です。1978年以降、カメラマンの山口進さんが撮影したものが使われています。
(中略)
ところが、2012年から表紙の写真に昆虫は使われていません。こんな意見が寄せられたのがきっかけでした。

「娘が昆虫写真が嫌でノートを持てないと言っている」
「授業で使うとき、表紙だと閉じることもできないので困る」

保護者だけではなく、教師からも同じような声が上がったそう。ショウワノートの開発部の担当者は「虫に接する機会が減ったということでしょうか」と推測します。

個人的にはすごい残念なお話ですね・・・。
老若男女限らず、虫が嫌いな方は最近多いような気がします。
虫がいる自然も減りましたしね。

千鳥は「虫」通じて色々と大切な事を教えてくれたと思っているので
虫を毛嫌いする最近の風潮がどうもしっくりきません。

じゃあどんな大切な事を学んだか。
ちょっと書き出してみると・・・。

(1)学習意欲向上や知識欲が刺激される

虫を見ていると「名前はなんだろう?」「何をしているのかな」「毒はないかな」
という興味・関心から、本を読んだり観察をするようになります。
それがきっかけで生物の全般に興味が広がるので
理系的分野への興味や勉強意欲も養われましたし
「好きこそ物の…」で、理科の成績も自然と良くなりました。

(2)倫理観が養われる

小さいうちは、虫を捕まえたり殺してしまったりします。
その繰り返しのなかで
「生命」とは何なのか?
自分よりも弱く小さいものに対してどう接するのか?
食べもしないものを殺めるのは傲慢なのではないか?

…というような疑問を覚えるようになり
他者への労りを考えたり倫理観が形成されていきました。

(3)多様な価値観がある事を知る

弱肉強食のピラミッドにある虫世界。
クモの巣に引っかかっている蝶々はいつか食べられてしまいます。
人間の価値観だとそれが哀れに見えて逃したくなってしまうものですが
クモの立場になって考えてみると、どうでしょう?
折角苦心して巣をつくり、餌を捕まえたのに
人間の勝手さのせいで餌を逃されたクモのほうが「哀れ」ではないでしょうか?

クモ=悪、蝶々=善 という固定観念ではない
表層的な「善悪」を超えた価値観について、考える良いきっかけとなりました。

====
毒のある虫や、G…、クモのような虫は仕方が無いにしても
蝶々やセミやバッタやテントウムシくらいなら
家の中にはいってきても笑って逃がせるくらいの余裕は
大人側にあったほうがいいんじゃないかな~~と思います。

それとジャポニカ学習帳さんには、
ぜひ胸が震えるカッコイイ昆虫写真ノートを
是非是非ぜひぜひ復活させて欲しいです。
(特に南方系昆虫のかっこよさは異常)


虫って絶対情操教育にいいと思う(経験者談)